近年ではZOOMを使ったオンラインミーティングは様々な企業において欠かせない存在になってきていますよね。ZOOMを使う中、「どうやったら印象が良く見えるか」「他の人と差を付けたい」などと思ったことはありませんか?そんな時に便利なのが今回ご紹介するサービス「Warmly」です。
Warmlyとは
Warmlyは、ZOOMのビデオ機能にオーバーレイで様々な情報を表示できるサービスです。自分の情報を画面に表示させることで、相手に自分の名前を覚えてもらいやすくしたり、会話のきっかけになるような情報を表示しておくことによってミーティングをスムーズに進めたりするなどの狙いがあります。
また、画面に表示できるのは自分についてだけではなく、アジェンダのリストや残り時間のリマインダーなど、ミーティングで役立つアイテムも表示することができます。
Warmly調べによると、Warmlyを使うと、次のミーティングに繋がるチャンスが32%増、商談を15%早く終わらせられる、顧客満足度が8%増等という結果が出ているようです。
使える機能
- ZOOMのビデオ機能上に自分の情報をオーバーレイで重ねられる[Nametag]
- 表示できる自分の情報:
- 名前
- 会社名
- ポジション
- 現在地
- 名前の発音の仕方
- 性別
- 自分の趣味等、会話のきっかけになるような情報
- TwitterやLinkedIn等のSNSのリンク
- 表示できる自分の情報:
- ZOOMのビデオ機能上にミーティングで役立つアイテムをオーバーレイで重ねられる[Boosts]
- 表示できるアイテム(無料):
- アジェンダリスト
- 残り時間のリマインダー
- 時計
- テキストボックス
- エフェクトオーバーレイ
- GIF
- 会話のきっかけになるQ&Aコーナー
- QRコード
- 発話者を記録・ランダムで発話者を選出する機能
- ニュース番組で速報を伝える時のようにテキストボックスが左から右に画面に入ってくる機能
- 表示できるアイテム(有料):
- 画像
- スライド・プレゼン
- 自分の会社のロゴ
- 表示できるアイテム(無料):
- ビデオ機能をオフにした時にも使える画像を作れる
- 豊富な背景画像(画像のアップロードもできる)
- 同じ会社の人同士で同じ背景を共有できる
- カレンダーを連携させてミーテングをトラック
料金
- 個人~10人までの使用は基本無料(ネームタグ機能の編集は月25回まで無料)
無料 | Pro | Business | Enterprise | |
月額 | $0 | $7 | $10 | 要問合せ |
ユーザー数上限 | 10人 | 25人 | 99人 | 無制限 |
実際に使ってみた
ネームタグ機能
Warmlyを使うにはまずZOOMアプリを起動させます。起動させた最初の画面から「Apps」の欄を選択して、Warmlyを検索&ダウンロードで使用する準備ができます。
アプリを選択すると、ミーティングを開始するオプションが出てくるのでそれを選択してオーバーレイの編集を開始します。開始した様子がこちら↓
画面右下の赤枠の中がWarmlyの機能一覧です。ここでは基本機能である「Nematag(ネームタグ)」を選択して編集します。用意されている空欄の中に情報を埋めていくだけで勝手にレイアウトをして、ビデオ上に自分の情報を表示してくれました(表示できる情報の詳細は上記使える機能をご参照ください)。使える背景画像も豊富なので、自分の作りたい雰囲気に合わせたものを選ぶと良いでしょう。
ビデオをオフにした際のネームタグを作る機能
オーバーレイ編集画面右下の機能一覧から「You」を選択すると、このようにビデオをオフにしている時に表示される画像を作ってくれる機能が出てきます。
ネームタグの編集ですでに情報を入力していれば、自分のアイコン、使っている背景画像等と合わせた画像を作ってくれるので、ダウンロードしてプロフィール画像に設定するだけです。
アジェンダリスト
以下の動画は、表示できる物の一つであるアジェンダリスト機能を使った様子です。このようにリアルタイムで画面に反映させることができるため、会議がスムーズに進める事ができそうです。他にも会議で役立ちそうな機能が様々あるので、上記機能一覧を是非ご参照ください。
まとめ
今回はZOOMミーティングで使えるオーバーレイアプリ「Warmly」をご紹介しました。ZOOMを特にビジネスの商談等で使う方は第一印象がかなり大事かと思います。そういった時にWarmlyが便利に使えるのではないでしょうか。さらにアジェンダリスト機能やミーティング終了時刻のリマインダーなどを使うことによって、気が利いて且つ仕事ができる等の印象を持たせられるかもしれません。
個人の使用に関しては基本的に無料なので、気になった方は是非自分で触って試してみてください。
他にもビジネスに役立つこと間違いなしなAI・DXツールをこちらの記事にまとめていますので、是非参考にしてみてください↓