今日、多くの企業でAIやDX化事業が進んでいます。政府や自治体も後押しをするように補助金や助成金、支援対策として企業の後押しをしています。

こちらの記事では、補助金・助成金活用事例を交えながら紹介していきたいと思います!

AI活用

今日では、AIツールを活用して業務改善をはかる企業が増えています。AIといっても具体的にどのようなメリットがあるかご存じですか?

【AI具体的な導入メリット】
・工場や倉庫の全体の稼働状況を把握
・人手不足への対応
・設備故障の予兆をつかみ対応
・技能伝承の促進
・業務効率改善
・経営力強化のために自社の仕組みを見直したい!
・働き方改革、被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入などの対応 
             

AI導入メリットは他にも多く挙げられます。業務効率化を図るため、AIをうまく利用してみませんか?

導入するにあたって、ハードルが高いと考える事業者の方も多いかと思いますが、政府や自治体は補助金・助成金制度を設けています。

2023年11月時点で応募可能な補助金を2つ紹介します!

【東京都品川区】デジタル技術活用推進助成

令和5年 品川区 【デジタル技術活用推進助成】

目的:

生産性向上を目的とした事務作業等のデジタル化に関する設備経費を助成します。

対象:

品川区内に1年以上、本社あるいは主な事業所を有する中小企業

申請受付期間:

令和5年5月8日(月)~令和6年2月29日(木)※先着順

助成額:

最大80万円(助成率:2/3)※1,000円未満は切り捨て

公式URL・その他応募の詳細:

募集要項やその他詳細は、品川区当該HP(こちら)をご確認ください。

小規模事業者持続化補助金

近年、働き方改革被用者保険の適用拡大最低賃金の引き上げインボイス制度の導入など、小規模事業者を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした制度変更に対応しながら、事業を継続・発展させていくことは容易なことではありません。

そこで、国では小規模事業者等が今後の制度変更に対応し、持続的な経営ができるよう支援するべく、小規模事業者等持続化補助金を創設しました。

この補助金は、小規模事業者が自ら作成した経営計画に基づき、新たな販路開拓や新商品開発などに取り組む際に発生する経費の一部を補助するものです。併せて業務効率化にも取り組む事業者に対しては、その経費の一部も補助対象となります。

制度変更に対応しながら販路を開拓していくのは容易ではありませんが、この補助金を活用することで小規模事業者が生産性を向上させ、持続的な経営ができるよう支援することを目指しています。

また、小規模事業者等持続化補助金はインボイス制度にも対応しています!!

補助金に関する詳細は別途記事を用意しているのでこちらをご確認ください。
2023年の締切は12月12日(火)までとなります。

DX人材育成

業務効率化を図るために、ITツールの導入、それに伴うリ・スキリング事業の活用など求められています。

導入ハードルが高いと思われがちですが、補助金・助成金の活用をして業務の効率化を図ってみませんか?

DX化に関する記事は別途作成しているのでこちらを参照ください。

補助金によっては2024年1月まで募集を受け付けているので、まだ申請ができていない方はお早めにご相談ください!

人材開発支援助成金(リ・スキリング)

写真引用:政府広報オンライン

AIやIT技術の導入をする際に、それを使いこなせる技術が必要です。また、AIは日々アップデートしていく中で、私たち人間はそのアップデートをうまく使いこなす必要があります。

企業にとって、先端技術のアップデートに対応する人材確保ができると業務改善、新しいビジネスの発見ができる等様々なメリットがあります。新しく人材を確保することも一つの考えですが、政府が支援する人材開発支援助成金(リ・スキリング)を使って業務改善をしてみませんか?

企業が”リ・スキリング”の取り組みを始めるメリットは4つあります。
①業務の効率化・生産性の向上: 新しいスキルを身につけた従業員が、AIやロボットなどを活用することで、業務の効率化や生産性の向上につながります。
②事業領域の拡大: 従業員のスキルが多様化することで、新規事業への参入など、事業領域の拡大につなげることができます。
③採用コストの削減: 社内従業員のリ・スキリングに投資することで、外部からの人材採用コストを抑えることができます。
④人材の流出防止: 従業員のモチベーション向上やキャリア形成への配慮から、人材の流出を防ぐことができます。

リ・スキリングは様々な訓練コースに分けて政府が人材開発支援助成金という形で補助をしています。
具体的な補助内容助成金額使用例をこちらの記事で紹介しているので是非チェックしてみてください!
使用用途など明確なイメージをする際に参考になります!

ロボット導入

先端技術としても発展している”ロボット”を導入した業務改善を目指す企業が海外だけでなく国内でも増えてきています。

ロボットを導入している業種は、工場メーカーだけでなく、サービス業や福祉施設、医療現場へも広がっています。

ロボット導入検討したいけれど、コストがかかってしまうことが懸念でなかなか導入に至らないと頭を抱える事業者の方へ必見です!

【全国】ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

2023年11月現在、ものづくり補助金の申請は締め切っていますが先日経済産業省では2024年も補助金の継続を発表しました!

詳細は、随時別途記事にてご案内する予定です。

参考:経済産業省(令和5年度補正予算案の概要)

【神奈川県】ロボット導入支援補助金のご案内

令和5年 神奈川県 【受付中】ロボット導入支援補助金のご案内

目的:

県では、様々なロボットが社会に溶け込む「ロボットと共生する社会」を実現していくため、「さがみロボット産業特区」で商品化したロボットを導入する方への補助を実施しています。

申請受付期間:

令和6年1月31日(水曜日)まで
(予算の上限に達した場合には、期限前でも受付を終了することがあります。)

補助金額:

・ロボットを購入する場合
ロボット1台ごとに、購入価格(本体価格+対象付属品等の価格)に3分の1を乗じた額。
・ロボット製造元等から直接貸与を受ける場合
ロボット1台ごとに、当該年度における本体及び対象付属品等の賃料総額に3分の1を乗じた額。

実際の購入時に値引きを受けた場合、値引き後の価格をもとに補助金の額を算出します。いずれも税抜きの金額で計算します。

年度内の補助限度:

補助上限額:1申請者につき100万円
補助上限台数:1申請者につきロボット本体10台

公式URL・その他応募の詳細

募集要項やその他詳細は、神奈川県当該HP(こちら)をご確認ください。

【東京都港区】介護ロボット等導入支援事業

令和5年 港区 港区介護ロボット等導入支援事業について

目的:

区では、介護職員の負担軽減、業務の効率化及び職場環境の改善を目的として、介護ロボットやICT機器の導入を促進しています。

申請受付期間:

令和5年5月15日~令和6年3月31日
※ただし、事前相談は令和6年2月末日まで

補助金額:

1事業所あたり上限 400万円 (補助率10/10)
ただし、専用窓口での相談を経た申請に限ります。

公式URL・その他応募の詳細

募集要項やその他詳細は、港区当該HP(こちら)をご確認ください。

まとめ

2023年も残りあと少しです!補助金申請は募集締め切り期日に余裕をもってご相談ください!

経済産業省より2024年も継続する補助金の詳細について発表がありました。こちらも随時詳細をアップしていきます!