大規模成長投資補助金の一次採択結果

6月21日に大規模成長投資補助金のプレゼン採択結果が出ました。
採択率サマリとしては以下となり、最終採択率15%と非常に狭き門になりました。

・1次公募736件→プレゼン審査254件→最終採択109件
 (書類採択率35%・プレゼン採択率40%・最終採択率15%
・業種は、製造業と物流業のみ
・採択者の総補助金額は1,780億円(二次は1千億円程度の予算
・採択者の平均投資予定額は約54億円、平均目標賃上げ率の中央値は4.3%
・採択者の主要指数の中央値が公表されており以下の通りです

  •  賃上げ成長率 4.5%
  •  全社年平均売上⾼成⻑率 10%
  •  補助事業年平均売上⾼成⻑率 13%
  •  補助事業年平均労働⽣産性の伸び 15%
  •  補助⾦額に対する補助事業付加価値増加額割合 126%

採択事業者例

以下の企業は大規模成長投資補助金の実際の採択事業者です。
情報が取得しやすい上場企業の中から時価総額1000億以下の企業を整理しています。
以下の傾向から

  • 売上は100億台がミニマム
  • 営業利益は10億以下も存在
  • 従業員数は100人台がミニマム
  • 成長率は成行でも3~10%の成長。補助金事業により更なる押上げで10%程度になると想定
  • 業種は製造業が主

大規模成長投資補助金の二次の動向

2次に残っている予算は1千億円程度となります。
当初総予算は3千億、一次採択者の総補助金額は1,780億円であり差し引くと、1220億円であり、事務所経費を除くと1千億円程度。
2次で採択される企業数は、55~65社程度です。
1社あたり補助額は18億のため、(平均投資予定額は約54億円/3)、55~65社程度の予算となります。
以上から2次の採択率は8~9%と想定。
申請数・平均補助額が前回同様だとした場合に、60社/736社=8%となり2次採択率は8~9%となります。

以上を踏まえつつ、製造業・物流業を除く業種の採択率は0%となっており、製造・物流を除く業種の採択率は厳くなることが想定されます

大規模成長投資補助金で不採択となったらまずは要因把握

・プレゼンテーション(2次)審査において不採択だった事業者については、不採択理由を専用お問い合わせフォームで受け付け

■項目別対策例

  1. 指数:各KPI指標を公表されている採択者の中央値以上する
  2. 戦略面:内外を熟慮した一段上の展開ではなく、これまでの延長線上の取り組みに見える。また賃上げ可能な一段上のビジネスモデル構築による歯車化が見えると理想
  3. ビジョン:会社の内なる思いや外部環境を織り込んだ独自の内容になっていない(一般論に見える)
  4. 競争優位性:大手が入ってくる余地があり、かつ、大手参入で負けてしまうように見える
  5. 賃金のKPI:総支給額として影響額が小さい事が多いです。特に補助事業を小さく絞った場合、寄与する人数小さくなるため、当制度のコンセプトの賃上げの寄与度が小さい。
  6. 数値の精度:CAGR明記や定量数値をしっかり分析と掲載
  7. PPM:セグメント分類での「分析」が必要。セクターが分かりやすく区分されている場合はシンプルにそのまま分析可能ですが、、セクターが少ない場合(単一セグメントなど)は、その事業の括り方を工夫し、分析できるようにします。例えば、産業分類上は単一業種だとしても、その内訳を区分すると、「特定顧客層向け事業では伸長」(逆もしかり)が把握できるなど、「傾向を捉えられる区分・分析」が必要
  8. 実現可能性:表現によって、可能性なのか、確実なのか分かりずらい。基本は実態として確実にし、計画に織り込む
  9. PPTの体裁:他の補助金のように、冗長的な表現ではなく、最低最小限にまで文字数・文章数を磨き上げた表現へ

不採択事業者様向け、フィードバックサービスのご案内

■サポート内容
資料に対して、添削および、各項目詳細毎にスコアリングを行います。
各KPIの妥当性や基本的な体裁、戦略ロジックを審査項目に照らしながら確認を行います
※対応コンサルは、コンサルファーム出身者や会計士のみ

■料金
10万円~30万円
※計画作成や詳細アドバイザリーをご依頼いただく場合は、上記金額は無料となります

フルサポートサービス

〇サポート内容
1)申請時
 ①現状分析~計画作成
 ②添付資料用意
 ③加点制度の取得
 ④銀行調整(金融機関確認書をもらうとポイントアップします)
 ⑤プレゼン準備
  ‐プレゼン原稿の共同作成
  ‐プレゼンの模擬実施

〇報酬
・着手金30~80万円
・採択時報酬額1.5%~3%
※最大900万円(申請済み企業様は400~600万円)

〇当社支援体制
・戦略ファーム出身者・会計士・中小企業診断士・大学教授などのプロフェッショナル集団が対応します
・10億円前後の補助金はコンサルファーム形式の資料作成になるため、通常の士業では難しい領域です
・当社では、国内最大手、世界的な企業、著名な観光エリア全体のの戦略策定から実行支援まで行っております

〇まずは、採択可能性の診断のため「無料相談」フォームからご相談ください

大規模成長投資補助金の支援会社の選び方

補助金領域は多くの支援者がいます。中小企業診断士、行政書士、民間コンサル、会計士などです。
今回の補助金とこれまでとの違いは計画書がコンサルファーム仕様になっており、規模も大きい事から支援者に求められるケイパビリティが異なります。

おすすめの選定軸は以下となります

  1. 一次書類審査採択の実績がある
  2. 中小企業診断士や会計士であり、かつコンサルファーム出身者がおすすめ(補助金の基礎ルールを把握。かつ、コンサルファーム並みに戦略的な計画作成が行える事)
  3. 5億前後の大型補助金支援実績があり、10年超の補助金支援をしている事

その他、最新情報は以下に掲載しております