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ECサイトは、自社の商品やサービスをインターネットを通じて販売できる、現代のビジネスに欠かせないツールです。しかし、ECサイトの構築には、システムの開発やデザイン、運用など、多大な費用と手間がかかります。
そこでおすすめなのが、IT導入補助金の活用です。IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者がITツールやシステムを導入する際に、国から補助金を交付する制度です。ECサイトの構築にも活用できるため、コストを抑えてECサイトを立ち上げることができます。
IT導入補助金とは?
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者がITツールやシステムを導入する際に、導入費用の一部を国が補助する制度です。ITツールやシステムを導入することで、業務効率化や生産性向上、経営改善を図ることを目的としています。
IT導入補助金の対象となるITツールやシステムは、以下のとおりです。
- 会計ソフト
- 受発注ソフト
- 決済ソフト
- 顧客管理システム(CRM)
- マーケティングオートメーション(MA)
- 販売管理システム(SCM)
- 在庫管理システム(WMS)
- 生産管理システム(MES)
- ECサイト構築システム
IT導入補助金について詳細は別途記事を作成しています。
ECサイト構築がIT導入補助金の対象となる条件
ECサイト構築に活用できるIT導入補助金は「デジタル化基盤導入類型」のみ
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者がITツールやシステムを導入する際に、国から補助金を交付する制度です。ECサイトの構築にも活用できますが、活用できる補助金の枠は「デジタル化基盤導入類型」の1種類のみです。
「デジタル化基盤導入類型」は、従来の業務効率化や生産性向上に加えて、新たなビジネスモデルの構築・展開に資するITツールやシステムを導入する事業者を支援する枠です。ECサイトは、新たなビジネスモデルの構築・展開に資するITツールとして認定されているため、この枠で申請することができます。
ECサイトが補助の対象となる条件は、会計・受発注・決済・ECのうち1(または2)機能以上を搭載していることです。
この条件を満たすECサイトであれば、IT導入補助金の利用で制作が可能になります。
IT導入補助金を活用したECサイト構築のメリット
1. 購入リスクがない
IT導入補助金は、補助金の交付決定後にITツールを購入する流れとなっています。そのため、採択されない限りは購入手続きに進まないため、購入してから補助金が下りなかったというリスクがありません。また、補助金は原則として実績報告後1〜2ヶ月後に還付されるため、採択後の導入・支払が早いほど還付も早くなります。
2. 採択されるまで何度でも申請できる
IT導入補助金は、一度不採択になっても、同年度内なら何度でも再申請できます。2023年度は、通常枠で9回、デジタル化基盤導入類型で19回の申請受付期間が設けられると予想されます。言い換えれば、それだけチャンスがあるということです。ただし、締め切り直前はアクセスが集中するため、各種申請・提出は日時にゆとりを持って行うとよいでしょう。
3. 原則的に返済不要
IT導入補助金は事業計画に則って採択されるため、導入後の事業実績報告を適正に行っていれば、原則として返済する必要はありません。事業実績報告は、事業完了後に補助金を活用する企業とIT導入支援事業者とが一緒に行います。ただし、事業期間中や補助金交付後に、不正行為や情報漏洩などの疑いがあった場合は、補助金の返還を求められる場合があります。
4. 業種を問わず幅広く活用できる
IT導入補助金の対象企業は、中小企業・小規模事業者に限られていますが、対象業種が幅広く、ほぼ全ての中小企業・小規模事業者が活用できます。
5. デジタル化基盤導入類型と通常枠(A類型・B類型)の2つ同時に申請できる
デジタル化基盤導入類型は、補助対象となるソフトウェアが「会計・受発注・決済・EC機能」と特定されています。そのため、例えばインボイス対応のため会計システムをリプレイスするのに合わせて、人事系やその他のバックオフィス業務用のクラウドサービスも導入することになった場合、会計システムはデジタル化基盤導入類型で、人事系のクラウドサービスは通常枠で申請することができます。それぞれの申請枠で補助金を受けられるため、採択されればバックオフィス全体のDX化を一気に進めることができます。(ただし、1つのシステムをどちらの類型にも申請することはできません)
IT導入補助金が活用できるECサイトツールと企業
CMS/ECパッケージ(LabsBuzz EC)
CMS/ECパッケージとは、広く普及しているウェブアプリやサービスをAPIで連携させ、カスタマイズすることで、まるでオーダーメイドされたかのようなホームページとECサービスをスピーディーかつリーズナブルに構築するためのパッケージです。
また、ネットワークセキュリティにも配慮されており、スペシャリストの目から見て安全な状態を保つように設計されています。特に、クレジットカード決済に関する部分は最新のPCI-DSSに完全準拠しています。
インボイス対応しているのもうれしいポイントです。
具体的には、以下の機能を備えています。
- AIチャットを搭載
- 広く普及しているウェブアプリやサービスとのAPI連携
- 個々のスタイルに合わせたカスタマイズ
- スピーディーかつリーズナブルな構築
- ネットワークセキュリティへの配慮
- PCI-DSS準拠のクレジットカード決済機能
お問い合わせはこちら
ペライチ
ペライチは、株式会社ペライチが提供する、誰でも簡単にホームページやLP(ランディングページ)を作ることができるAIツールです。
ペライチの特徴
- テンプレートから選ぶだけで、誰でも簡単にホームページやLPを作ることができる
- ドラッグ&ドロップで簡単にデザインを編集できる
- 豊富な機能を搭載しており、幅広い用途で利用できる
- 月額料金がリーズナブル
詳細は当該ホームページ(こちら)からご確認いただけます。
Wix
Wixの特徴
- ドラッグ&ドロップで簡単にデザインを編集できる
- テンプレートが豊富で、デザインの作成にかかる時間を大幅に短縮できる
- 豊富な機能を搭載しており、幅広い用途で利用できる
- 月額料金がリーズナブルで、初期費用を抑えてホームページやWebサイトを作成できる
Wixには、ブログ、ECサイト、予約システム、会員制サイトなど、さまざまな機能を搭載しています。そのため、幅広い用途でホームページやWebサイトを活用することができます。
詳細は当該ホームページ(こちら)からご確認いただけます。
リピストクロス
リピストクロスの特徴
- 業界トップクラスの低価格で利用できる
- 専門的な知識やスキルがなくても簡単に構築できる
- 豊富な機能を搭載しており、多彩なニーズに対応できる
リピストクロスの月額料金は、初期費用無料で、月額5,500円から利用できます。これは、業界トップクラスの低価格です。
また、カート機能、決済機能、会員管理機能、マーケティング機能など、さまざまな機能を搭載しています。そのため、幅広いニーズに対応したECサイトを構築することができます。
詳細は当該ホームページ(こちら)からご確認いただけます。
ShopServe
ShopServe(ショップサーブ)とは、株式会社インターファクトリーが提供する、ECサイトの構築・運用を支援するクラウド型のWebサービスです。
ShopServeの特徴
- 豊富な機能とカスタマイズ性で、多彩なニーズに対応できる
- 専門的な知識やスキルがなくても、簡単に構築できる
- サポートが充実しており、困ったときに安心
ShopServeでは、電話やメール、チャットによるサポートが用意されています。そのため、困ったときにすぐにサポートを受けることができます。
詳細は当該ホームページ(こちら)からご確認いただけます。
Lea(レア)
Lea(レア)は、株式会社INFLUが提供する、LINE公式アカウントと連動するECサイト構築サービスです。LINE公式アカウントで販売したい事業者におすすめです。
Leaの特徴
- LINE公式アカウントと連動しており、LINE上での販売や顧客管理を簡単に行える
- テンプレートから選ぶだけで、簡単におしゃれなECサイトを作成できる
- ドラッグ&ドロップで簡単にデザインを編集できる
- 初期費用無料で、月額料金は販売金額の10%
詳細は当該ホームページ(こちら)からご確認いただけます。
まとめ
ECサイトの構築は、IT導入補助金を活用することで、コストを抑えて実現することができます。IT導入補助金を活用して、自社のECサイトを構築してみてはいかがでしょうか。
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