Chatbaseとは

Chatbaseは、個人エンジニアの方が作った、自分の提供したデータに基づいて自動でカスタマイズされたチャットボットを作ってくれるAIツールです。ChatbaseはOpenAI社のChatGPTを採用しているサービスとなっています。

提供できるデータは、ファイルテキストウェブサイトの3種類で、95個の言語に対応をしています。

また、有料プランに加入するとAPIのアクセス権限が手に入るので、自分のウェブサイト等にそのチャットボットを埋め込むこともできます。

活用方法

  • 自分のウェブサイト内にQ&Aボットを作る
  • 長い論文等のファイルを読み込ませる→知りたい内容をチャットボットに質問(回答の抜粋箇所も明記してくれる)

料金プラン

無料HobbyStandardPro
$0/月$10/月$50/月$200/月
15メッセージ1,000メッセージ5,000メッセージ25,000メッセージ
1チャットボット10チャットボット20チャットボット50チャットボット
400,000文字/チャットボット1,000,000文字/チャットボット2,000,000文字/チャットボット4,000,000文字/チャットボット
ウェブサイトに埋め込みウェブサイトに埋め込みウェブサイトに埋め込みウェブサイトに埋め込み
複数のファイルのアップロード複数のファイルのアップロード複数のファイルのアップロード
APIアクセスAPIアクセスAPIアクセス

実際に使ってみた

今回は、この記事の運営会社である株式会社SMARTコンサルティングのウェブサイトを読み込ませてみました。読み込みにかかったのはたったの20秒程度。そして会社について質問をした結果がこちら↓

Chatbaseは、提供したウェイブサイト内全てのページを読み込んだ上で、質問内容に一番沿った回答をするようになっています。ここでも綺麗に回答をしてくれました。

次に英語でも質問をしてみました↓

ウェブサイト自体は日本語で構成されていますが、英語の質問にも問題なく英語で返してくれるという結果になりました。

また、ChatGPTを使っているからといってどういった質問にも答えてしまうわけではなく、提供した情報だけを頼りに回答をしてくれるため、その情報と無関係な質問には答えないようにしっかり訓練されています。

まとめ

今回は、提供したデータに基づいて専用チャットボットを作ってくれるAIツール「Chatbase」を紹介しました。自分専用のチャットボットが1分もかからず作れてしまうとはびっくりですよね。

個人エンジニアの方が作ったかなり新しいサービスなので、セキュリティ面に全く心配がないとはまだ言い切れないという弱点がありますが、非常に便利なサービスかと思われます。

無料で試せるようになっているので、気になった方は是非チェックしてみてください。

他にもビジネスに役立つこと間違いなしなAI・DXツールをこちらの記事にまとめていますので、是非参考にしてみてください↓