NEDO 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 2023年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)に係る公募について
募集期間
2023年2月27日(月)~2023年4月13日(木)正午
目的
本事業は、再生可能エネルギー分野の重要性を踏まえ、中小企業等が有する再生可能エネルギー分野の技術シーズを基にした研究開発を、公募により実施するものです。本事業は「新エネ中小・スタートアップ支援制度」と「未来型新エネ実証制度」の2つの支援制度からなり、今回の公募では「新エネ中小・スタートアップ支援制度」による実施者について公募を行います。
また、福島イノベーション・コースト構想の推進につながる再生可能エネルギー分野の研究開発について支援を強化することにより、福島県浜通り地域の復興・再生に貢献します。
対象者
- エネルギー基本計画、新成長戦略等に示されている、以下の(ア)又は(イ)の分野に該当し、再生可能エネルギーの普及につながる提案であること。
(ア) 太陽光発電(ただし、ペロブスカイト太陽電池の技術開発を除く)、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス利用(ただし、別添1に掲げるバイオマス種を対象とするものに限る)、太陽熱利用、その他未利用エネルギー(ただし、原子力を除く。) 分野。なお、「原子力」とは、原子核変換の過程において原子核から放出される全ての種類のエネルギー(原子力基本法第 3 条) を指します。
(イ) 再生可能エネルギーの普及、エネルギー源の多様化に資する新規技術(燃料電池、蓄電池、エネルギーマネジメントシステム等)
- 日本国内で登記されている中小企業等であって、本提案に係る主たる技術開発のための拠点を国内で確保できること
※各フェーズの応募要件等詳細は公募要領をご確認ください。
支援内容・補助金額
<社会課題解決枠 フェーズA>:フィージビリティ・スタディ
- 事業期間:1年以内
- 助成対象費用:原則として、1テーマあたり1,250万円以内
- 助成率:8/10以内(NEDO負担額:1,000万円以内)
- 事業内容:技術シーズを有している中小企業等が、事業化に向けて必要となる基盤研究のためのフィージビリティ・スタディ(FS)を、産学官連携の体制で実施します。
<社会課題解決枠 フェーズB>:基盤研究
- 事業期間:原則として、2年以内
- 助成対象費用:原則として、1テーマあたり6,250万円以内
- 助成率:8/10以内(NEDO負担額:5,000万円以内)
- 事業内容:技術シーズを有している中小企業等が、要素技術の信頼性や品質の向上、システムの最適設計及び運用等に資する研究開発、プロトタイプの試作やデータ計測等、事業化に向けて必要となる基盤技術の研究を、産学官連携の体制で実施します。
<フェーズC>:実用化研究開発
- 事業期間:原則として、2年以内
- 助成対象費用:原則として、1テーマあたり2.25億円以内
- 助成率:2/3以内(NEDO負担額:1.5億円以内)
- 事業内容:事業化の可能性が高い基盤技術要素を有している中小企業等が、事業化に向けて必要となる実用化技術の研究開発、実証研究等を実施します。
<新市場開拓枠 フェーズα>:フィージビリティ・スタディ
- 事業期間:1年以内
- 助成対象費用:原則として、1テーマあたり1,500万円以内
- 助成率:2/3以内(NEDO負担額:1,000万円以内)
- 事業内容:技術シーズを有している中小企業等が、事業化に向けて必要となる基盤研究のためのフィージビリティ・スタディ(FS)(※1)を、VC等からの支援を得て、実施します。
<新市場開拓枠 フェーズβ>:基盤研究
- 事業期間:原則として、2年以内
- 助成対象費用:原則として、1テーマあたり7,500万円以内
- 助成率:2/3以内(NEDO負担額:5,000万円以内)
- 事業内容:技術シーズを有している中小企業等が、要素技術の信頼性や品質の向上、システムの最適設計及び運用等に資する研究開発、プロトタイプの試作やデータ計測等、事業化に向けて必要となる基盤技術の研究及び応用研究を、VC等からの支援を得て、実施します。
対象期間
上記支援内容をご参照ください。
オンライン説明会
【日時】3月13日(月)14時00分~15時00分
【参加申請期限】2月27日(月)~3月10日(金)正午
公式URL・その他応募の詳細
公募要領、提出書類、説明会参加フォーム等の詳細はNEDO当該HPをご確認ください。