制度概要

本事業は、環境省が実施する「プラスチック資源・金属資源等のバリューチェーン脱炭素化のための高度化設備導入等促進事業」(令和7年度補正予算)を構成する5つの補助対象事業のうちの一つ(事業⑤)である。執行団体は公益財団法人廃棄物・3R研究財団。都市鉱山のリサイクル促進を目的として、金属の高効率な破砕・選別を行う先進的設備の導入費用の一部を補助する。リサイクルプロセス全体のエネルギー起源CO2排出抑制を図り、バリューチェーン(メーカー・リテイラー・ユーザー・リサイクラー)全体での脱炭素化と循環経済への移行を目指す。令和5年度から令和9年度にかけて継続実施されている事業の一環であり、令和8年度予算額は7,297百万円(うち本事業関連分含む)、令和7年度補正予算額は3,000百万円が計上されている。

補助額・補助率

事業者区分補助率
中小企業基本法で定める中小企業1/2以内
大企業等1/3以内

補助上限額は30億円(3,000,000,000円)。補助率の細則については公募要領に詳細が記載されている。

対象者

業種制限なし(全業種が対象)。

応募資格は以下のとおり。

  • 民間企業
  • 一般社団法人・一般財団法人および公益社団法人・公益財団法人
  • 環境大臣の承認を得て補助事業者が適当と認める者

設備の設置場所は日本国内の事業所等に限る。申請にはGビズIDが必要。

対象事業

対象となるのは、都市鉱山のリサイクル促進およびリサイクルプロセス全体のエネルギー起源CO2排出抑制を図るため、アルミ・銅等の金属を高度に破砕・選別し、素材ごとのリサイクル高度化を実現する設備を導入する事業。具体的には以下のような技術を用いた設備が対象となる。

  • 素材の分離・選別性を向上させる高効率な破砕設備
  • X線等を用いた含有元素・合金種別に応じた合金選別設備
  • 複数センサーを組み合わせた高効率選別設備

いずれも、従来の破砕・選別と比較して回収される素材の量または質を向上させる先進的技術を用いることが要件。導入した設備による事業プロセス全体のCO2削減効果と、製造された再生素材等の国内導入量を把握し、事業報告書を指定期日までに提出することが義務付けられている。

申請受付期間

令和7年5月20日(火)〜令和7年6月20日(金)12:00必着

詳細な要件・申請手続きは公募要領を必ず確認してください。

出所