2023年12月11日にIT導入補助金2024の制度概要が発表されました。
この記事では、IT導入補助金2023から変更・拡充された点と、各支援枠の補助額等概要をお伝えしていきます!
変更・拡充があった点
- 支援枠の改編:
- 「通常枠」「インボイス枠(新設)」「複数社連携IT導入枠」「セキュリティ対策推進枠」の4枠に
- 補助率の拡大:
- インボイス枠(インボイス対応類型)では、小規模事業者に対する補助率を一部「4/5」へ拡大
- 制度変更に伴う補助対象ITツールの見直し
- インボイス枠(インボイス対応類型)においては、インボイス制度に対応した「会計」「受発注」「決済」機能を有するソフトウェアが対象であり、インボイス制度に対応していないソフトウェア及びECサイト制作は対象外
支援概要
- 業務の効率化やDXの推進、セキュリティ対策に向けたItツール等の導入費用を支援。
- インボイス対応に活用可能。安価なITツールの導入も活用可能で、小規模事業者は最大4/5補助。
- 補助額は最大450万円/者、補助率は1/2~4/5
通常枠
- 生産性の向上に資するItツール(ソフトウェア、サービス)の導入費用を支援します。
- クラウド利用料を最大2年分補助し、保守運用等の導入関連費用も支援します。
インボイス枠
【インボイス対応類型】
- 10月1日に開始されたインボイス制度への対応に特化した支援枠で、会計・受発注・決済ソフトに加え、PC・タブレット・レジ・券売機等のハードウェア導入費用も支援します。
- 小規模事業者は最大4/5補助し、補助下限は無く安価なITツール導入も支援します。
【電子取引類型】
- 取引関係における発注者(大企業を含む)が費用を負担してインボイス対応済の受発注ソフトを導入し、受注者である中小企業・小規模事業者等が無償で利用できるケースを支援します。
複数社連携IT導入枠
- 10者以上の中小企業・小規模事業者等が連携した、インボイス制度への対応やキャッシュレス決済を導入する取組等を支援します。連携のための事務費・専門家費も補助対象です。
セキュリティ対策推進枠
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているセキュリティサービスの利用料を支援します。
補助詳細
また新たな情報が公開され次第、随時最新情報を発信していきます!
補助金申請サポート承ります
当社ではIT導入補助金を含む様々な補助金申請のサポートを承っています。経験豊富な士業が対応しますので、まずはお気軽に無料でご相談ください。