令和5年度 経済産業省 地域経済政策推進事業費補助金(輸送等の手段の確保支援事業)
募集期間※終了
令和5年2月1日(水曜日)~令和5年2月22日(水曜日)
目的
本事業は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い避難指示等の対象となった福島県田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村及び飯舘村(以下、「12市町村」という。)において、補助事業者による12市町村の住民等を対象とした衣・食・医等に関する生活関連商品等の提供や広域的な移動サービスの提供に必要となる輸送手段を確保する事業、並びに、企業活動に必要となる製品等を共同して輸送する事業に要する費用の一部を補助することにより、働く場の創出や買い物をする場などまち機能の早期回復、12市町村への交流人口の拡大及び物流環境の回復を図り、まちの復興を後押しすることを目的とするものです。
対象者
応募資格
(1)基本的事項
応募資格:次の要件を満たす者とします。
※コンソーシアム形式による申請の場合は、幹事者を決めていただくとともに、幹事者が事業提案書を提出してください。(ただし、幹事者が業務の全てを他の者に再委託することはできません。)
①日本に拠点を有していること。
②本事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること。
③本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について十分な管理能力を有していること。
④経済産業省からの補助金交付等停止措置又は指名停止措置が講じられている者ではないこと。
(2)補助対象者
基本的事項(上記(1))に該当する者であって、以下のいずれかに該当する者とします。
①12市町村の地方公共団体
②12市町村の商工会議所、商工会、商店街振興組合等
③民間企業、医療法人、社会福祉法人等
(3)事業内容に応じた個別の応募要件等
事業内容③(企業活動に必要となる製品等を共同して輸送する事業)の実施に当たり、「共同して」とは、基本的事項及び補助対象者(上記(1)及び(2))に該当する2者以上を原則とします。
事業内容
補助事業者が、12市町村において、12市町村の住民等を対象として取り組む①衣・食・医等に関する生活関連商品等の提供②広域的な移動サービスの提供に必要となる移動・輸送手段等を確保する事業、並びに③企業活動に必要となる製品等を共同して輸送する事業が対象になります。
対象とする事業は、住民や企業にとって利便性が高く、効率的な実施が可能であるものとします。なお、申請に当たっては、事業実施場所の市町村と調整を行った上で申請してください。
(対象となる事業の例)
① 衣・食・医等に関する生活関連商品等の提供に必要となる輸送手段を確保する事業:
→ 食料品、日用品、医薬品、クリーニング、新聞等の提供
② 広域的な移動サービスの提供に必要となる移動手段を確保する事業:
→ 商業施設、医療施設、介護施設等に係る送迎
③ 企業活動に必要となる製品等を共同して輸送する事業:
→ 複数事業者が共同で、定期的にトラックを手配し製品等の輸送を実施
支援内容・補助金額
①12市町村の住民等を対象とした衣・食・医等に関する生活関連商品等の提供に必要となる輸送手段を確保する事業
補助率:定額(定期的に同一経路で輸送を行う事業にあっては、上限額200円(1月、1輸送先当たり)、住民等からの個別の要望に応じて輸送を行う事業にあっては、上限額300円(要望1回当たり)。ただし、複数の生活関連商品等の提供を行い、かつ、複数の市町村にまたがる場合であって、当該各市町村の定める復興計画等に沿ったものとして市町村長が認めた事業にあっては、それぞれ上限額を300円及び400円とする。)
②12市町村の住民等を対象とした広域的な移動サービスの提供に必要となる輸送手段を確保する事業
補助率:3/4以内
③企業活動に必要となる製品等を共同して輸送する事業
補助率:3/4以内(製品等の輸送に用いられる自動車の種類、最大積載量及び運送委託に基づく輸送の頻度に応じて、表2のとおり補助対象上限額を設定する)
(表2 自動車の種類、最大積載量及び運送委託に基づく配送頻度に応じた補助対象上限額)
運送委託に基づく配送頻度自動車の種類、最大積載量\
・普通自動車(いわゆる2トントラック)
月次:50万円(1か月当たり) 左記以外:4万円(1日当たり)
・準中型普通車(いわゆる4トントラック)
月次:70万円(1か月当たり) 左記以外:4万円(1日当たり)
対象期間
交付決定日~令和6年3月31日
公式URL・その他応募の詳細
募集要領、交付要綱、提出書類等詳細に関しては経済産業省当該HPをご確認ください。