令和5年度 NEDO新エネルギー・産業技術総合開発機構 「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」に係る2023年度第2回公募について

募集期間

受付期間:2023年3月7日(火)~2023年4月5日(水)正午

目的

水素社会の実現に向けては、様々な需要に対応する水素サプライチェーンを構築することが極めて重要である。本制度では、水素サプライチェーン構築に際して必要な要素技術開発に加え、規制整備や国際標準化のために必要なデータ取得等を支援することを目的とする。

対象者

応募要件

応募資格のある法人は、次の(1)~(7)までの条件、「基本計画」及び「2023 年度実施方針」に示された条件を満たす、単独又は複数で受託を希望する大学や企業等とします。
(1) 当該技術又は関連技術の研究開発の実績を有し、かつ、研究開発目標達成及び研究計画遂行に必要となる組織、人員等を有していること。
(2) 委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤、資金及び設備等の十分な管理能力を有し、かつ、情報管理体制等を有していること。
(3) NEDO がプロジェクトを推進する上で必要とする措置を、委託契約に基づき適切に遂行できる体制を有していること。
(4) 企業等がプロジェクトに応募する場合は、当該プロジェクトの研究開発成果の実用化・事業化計画の立案とその実現について十分な能力を有していること。
(5) 研究組合、公益法人等が応募する場合は、参画する各企業等が当該プロジェクトの研究開発成果の実用化・事業化計画の立案とその実現について十分な能力を有するとともに、応募する研究組合等とそこに参画する企業等の責任と役割が明確化されていること。
(6) 複数の企業等が共同してプロジェクトに応募する場合は、実用化・事業化に向けた各企業等間の責任と役割が明確化されていること。
(7) 本邦の企業等で日本国内に研究開発拠点を有していること。なお、国外の企業等(大学、研究機関を含む)の特別な研究開発能力、研究施設等の活用又は国際標準獲得の観点から国外企業等との連携が必要な場合は、国外企業等との連携により実施することができる。
(8) プロジェクトマネージャー(以降「PMgr」という)、プロジェクトリーダー(以降「PL」という)から指示があった場合は、これに従うこと。本事業では必要に応じてPLを設置します。

支援内容・補助金額

2023 年度の事業規模は、本事業全体で 66 億円程度です。個別の研究開発テーマの予算規模は提案内容次第のため、上限等は設けておりませんが、当該予算の必要性は厳格に審査します。また、採択審査の結果又は国の予算の変更等により提案額から減額することを条件として付して採択候補とすることがあります。

事業概要

研究開発項目I~IVに関して、水素を製造・貯蔵・輸送・利用するための設備や機器、システム等(貯蔵タンク、充填ホース、計量システム等)の更なる高度化・低コスト化・多様化につながる技術開発等を行うとともに、規制改革実施計画等に基づき、規制の整備や合理化、国際標準化のために必要な研究開発等を行う。

  • 研究開発項目I:「大規模水素サプライチェーンの構築に係る技術開発」
  • 研究開発項目II:「需要地水素サプライチェーンの構築に係る技術開発」
  • 研究開発項目III:「水素ステーションの低コスト化・高度化に係る技術開発」
  • 研究開発項目IV:「共通基盤整備に係る技術開発」

対象期間

最大5年間(2023年度~2027年度)

公式URL・その他応募の詳細

公募要領、提出書類等の詳細はNEDO当該HPをご確認ください。